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30才までに叶えたかった、夫婦ふたりの世界旅行記。インスタに写真あげてます!ID:ucchiii0310

モスクワ&サンクトペテルブルクの弾丸旅行

ついにこの旅27カ国目、ロシアに入国しました!

ロシアといえば、空港でいきなりマトリョーシカ
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そして何と言ってもおなじみのこの文字。
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( ꒪Д꒪)( ꒪Д꒪)( ꒪Д꒪)( ꒪Д꒪)
ポカーン、の文字がたくさん。
これ、ロシア語のDなんです。

ロシア語の文字って、ローマ字をひっくり返したり傾けたり合体させたような文字がたくさん。
Р=R
Я=J
И=N
ы=??
ぜんっぜん読めん。。。

ローマ字がロシアに渡ってきたときに、航海中に文献が濡れてしまってごっちゃになった結果、こんな文字になった、という説があるらしい。byいくみ父のトリビア
(´・_・`)へーーー。

ビザ取得に時間がかかってしまったのと後ろに予定もあったりで、ロシア滞在は4日間の弾丸旅行。

そしてここではいくみ両親のロシア旅行と合流して4人旅行!

まずはモスクワ。

たまたま通りかかった猫背のおじさんの像。
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少し人だかりがあって写真も撮られてて有名っぽいけど、銅像の名前も読めん。
読めんわ〜わからんわ〜誰だこれ〜ヒゲすごいわ〜猫背だな〜とか思って眺めていたところ、

いくみ父「ドストエフスキー!」

∑(゚Д゚)!!

大学時代にロシア語専攻で、少し読めるらしい。すげー。
これが罪と罰で有名なドストエフスキーなんですね。ヨレヨレなのはシベリアの強制労働も経験した後の姿だからかな?

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旧ソ連時代、毎年の革命記念日には軍事パレードが行われていた広場。

赤はソ連社会主義体制をイメージさせるけども、実は赤の広場の「赤」はそれとは関係なく、スラヴ語で「美しい」という意味の名前が、ロシア語で「赤い」と同じだったらしい。

広場とクレムリンの城壁の間にあるレーニンのお墓。
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中にはレーニンのデスマスクがあって、時期によっては一般公開もされているらしい。
スターリンの死後直後はこの隣にスターリンの死体も安置されたらしいけど、その後フルシチョフスターリン批判によって権威失墜して引きずり出されたらしい。

その奥にある聖ワシリイ大聖堂
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ロシア正教会の教会は少しアラビアチックで不思議な装飾で、これまで大聖堂に飽きつつあった僕らにも新鮮。

ソ連時代に行政の中心部だったクレムリン
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元々は12世紀に作られた城塞で、三角形に囲まれた城壁の中に宮殿や大聖堂が並ぶ。
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いくみのいとこがモスクワで働いていて、夜ご飯はそのいとこのお姉さんオススメのレストラン。
メトロのトヴェルスカヤ駅の近くのカフェ・プーシキン
始めてのメトロで駅名が読めなさすぎて、真逆の方向に行ったりしてすごく待たせてしまうというドタバタもありつつ、なんとか到着。
少し高級めで、ウェイターがイケメン!
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(いくみ父は時差ボケ&ビールの合わせ技により、ほぼ就寝。笑)

ロシア料理といえば、ボルシチとビーフストロガノフ。
ボルシチは香草が効いててくせがある感じ。ビーフストロガノフは肉も柔らかくて美味!
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お土産を買うにはスーパーが1番!ということで近くのスーパーへ。
このスーパーは歴史ある建物がスーパーに改築されたらしく、装飾が独特。
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おれらも新しい国では必ずスーパーに行くけど、お土産を買うにしてもその国の物価や食習慣を見るにしても、スーパーはおもしろい。
お土産を選ぶいくみ母もノリノリ。笑

翌日は飛行機でサンクトペテルブルクへ移動。
モスクワが日本で言うとうきょうだとすると、サンクトペテルブルクは京都的なところで、古い宮殿や大聖堂が美しい街。

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エルミタージュ美術館の所蔵は大量で、一つあたり1分見た場合、丸5年もかかるそうな。。。

1番印象に残ったのはココ。
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血の上の救世主教会。
ここはアレクサンドル2世が暗殺されて、アレクサンドル3世が暗殺現場に建てさせた教会。
ロシア正教の教会はカラフルで尖塔部分もいろんな装飾があってすごい面白い。
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街の至る所にマトリョーシカ
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マトリョーシカって、伝統があって子孫繁栄を意味してるものなのかな?とか思って調べてみると、その歴史はたった100年で、1900年のパリ万博でロシア人の工芸家が出品したものが発端らしい。しかも、この元になったものは日本の箱根七福神の入れ子人形だとか。へーー。

そしてレーニン像。
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旧ソ連社会主義体制はレーニンによって作られて、その後スターリンによって恐怖政治化していきました。スターリンはは体制を維持するために疑心暗鬼すぎて反体制の疑いのある人を粛清(血の粛清)しまくった独裁者。諸説あるようですが将校の8割が銃殺されたとか、ロシア国内で4000万人が銃殺や強制労働(シベリア送り)させられたそうです。
ヒトラーポルポトと並んで20世紀最大の大罪。
「平等」という大義を盾にして人々から自由を奪い取り、しかも独裁的で恐怖政治にもなりやすい社会主義共産主義を、今現在でも(日本でさえ)支持してる人がいること自体、意味不明。唯一うまくいってる社会主義キューバぐらいで、スターリンポルポトもしかり、欠陥があることは歴史が証明していると思うんです。


、という余談は置いておいて、運河クルーズは日本語オーディオガイドも付いて1時間600ルーブル(1800円)。
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途中でシャンパンも振舞われて、いい気分の中運河ぞいの観光名所を回るツアー。
質素な生活を好んだピョートル大帝の夏の宮殿。
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夕食後、夕方の聖イサアク大聖堂。
頂上に登る螺旋階段、200段だけど1日動いた後の体にはけっこー堪える。。
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屋上からの夕日の景色はすごくきれい。
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長い1日の終わり、ようやく日が沈んだのは10時ごろ。
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モスクワへの帰りは、高級寝台列車、「赤い矢号」で。
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2等寝台は4人部屋で、簡単な夜食&朝食付き。
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23:55に出発して、翌朝の7:50にモスクワに到着。

という感じのロシア弾丸旅行。
さて、こっからギリシャに飛ぶぞ〜ってときに、やってしまいました。。。

飛行機に登場し、席についた直後に気づく。

「ヤーーッベーーーー!!!リュックにパソコン入ってねーーーーーー!!!」

((((.;゚;:д:;゚;.))))

そう、手荷物検査のときに出したまま、放置。。。

テンパって席を立ってドアに向かうも時すでに遅し。ちょーーどドアが閉められるタイミング。

オワタ\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

これまでの写真のほとんどはHDに移しているものの、ヨーロッパ以降の写真とかその他昔の思い出データなど諸々がその中に!

飛行機の中を半ば放心状態で過ごし、
(∵).....
到着したギリシャから空港ターミナルに電話するも、「Hello, Can you speak Englis?」と尋ねると、すぐにガチャっと切られる始末。・・いや、、切るなよ。。。


と、泣く泣く諦めかけましたが、モスクワ在住のいくみのいとこのお姉さんに助けてもらって、なんとか回収はできそう!
激しくひと安心!!まじよかった!!

ということで、一山越えた僕らの旅はギリシャで続いています。