ヨルダン入国の危機!? & 難関のイスラエル入国!
心配されそうなのでまず最初に、ヨルダンとエルサレムは安全です!
ヨルダンの首都、アンマンを経て、聖地エルサレムに入国しました!
まずはヨルダンの入国で、入国できない危機!?の巻。
イスタンブールからアンマンに到着は夕方。
入国審査で看板を目撃してビビる。
「VISA: 40JD」
ファッッッ!!!(;゚Д゚)
1JD=145円ぐらい。
手持ちの現金は、こんだけありゃなんとかなるだろーと思っていた80ユーロ。
レートも悪いし、70JDぐらいにしかならない。
「ヤッベーーー足りねーーー!!」
クレカはキャッシング設定してる方が先日スキミングされて使えず、銀行口座も盗難対策で口座を分けていてこのタイミングでは残高ほぼなくて、別口座から送金中のキャッシュは翌日入る予定。
詰んだ(ll゚д゚ll)
しばし入国審査のゲートの前で、青ざめながら途方にくれるおれら。。
「最悪、ここのベンチで一泊??」
「なんか別室に連行されたりすんのか??」
とかいろいろなケースがよぎりました。。
取り敢えずじっとしてても始まらないので、すごく困ってる感を出しながら(というか困ってたし)歩いてる入国審査官に事情を説明すると、、、
イケメン審査官「ところで、君たち国籍は?・・・日本?ならVISAいらないよ?」
マ ジ で す か ???
ヽ(;▽;)ノ
救われた。。日本国籍サイコー!
心の底からホッとしながら、無事入国!!
そのあと数日アンマンでグダグダしたり少し観光もしたけど、いったんそれは後回しにして、イスラエル入国編!
ネット情報では“難関”と言われているヨルダン〜イスラエルの国境越え。
マンスールに泊まっていたシンゴさんと相乗り。
国境は早く閉まってしまうこともあるらしく、朝7時に出発。
アンマンから40分ほど?で国境に到着して出国の手続き。
出国税は1人10JD。
出国税のチケット。
ちなみに、前日にヨルダン入りしてる人は出国税いらないらしい。
パスポートを預けて、すぐには帰って来ませんが、次のバスの中で返してもらえます。
国境を渡るバスが来るまでしばし待つ。
ここで同じく国境越えの大学生2人と合流して5人に。
バス代は、7JD+荷物代1.5JD。
国境地帯はほぼ何もない。
10分ほどでイスラエル側に入国。
けっこー混雑していて、40分ぐらい列んで待ちます。
入国審査の前に大きな手荷物はタグをつけた上で預けます。
その後セキュリティゲートの前でも30分ぐらい列んで、いよいよ難関の入国審査。
人によっては別室に連れて行かれて数時間待たされたとかいうウワサも聞いてたから、ドキドキ。
おれらが聞かれた質問。
「何日いるの?」
「どこにいくの?」
「目的は?」
「どこに泊まる予定?」
これぐらいかな?
※ただし、泊まる場所はイブラヒムさんの家とは言わない方がいいらしい。じいさんがパレスチナ人だから?
イスラエルの入国スタンプを押して欲しくない人は、ここで「ノースタンプ」と言います。
おれらはその予定はないけども、今後面倒なことにならないように念のためノースタンプにしてもらいました。
審査官の女性が難しい顔してたからドキドキしたけど、意外にも数分で終了。
ちなみにこれが入国スタンプの代わりにもらえる紙きれ。
ただ、途中から合流した大学生2人は、入国審査で止められて別室に連れて行かれました。。
どうやら彼らはイランの入国スタンプがある為嫌がられたらしい。。
後で会って聞いた話では、別に尋問されたわけでもなく、3時間待たされて何か簡単な書類を書いて終了だったらしい。
この数時間待たされる放置プレイはよくある嫌がらせらしいです。笑
そして荷物を受け取って入国完了!!
今回宿泊している宿は、日本人には有名なイブラヒム・ピースハウス。
パレスチナ人で平和活動家のイブラヒムさんが運営している宿で、宿代は寄付制。
とは言っても寄付の値段は決まっていて、75シュケル/人=2250円。
決して安くはないですが、エルサレムはすごい物価がたかくてジュースや食事の値段は日本より少し高いぐらい!
そんな中でイブラヒムさんの家では食事も飲み物も自由に食べれるから、それを合わせると安い方。
ダマスカス門から75番のバスでオリーブの丘まで行き、そこから徒歩5分ほど。
3時前に到着すると、ウワサ通りに早速食事を勧められました。
食事の間はイブラヒムじいさん(イブじい)のマシンガントーク。笑
「おれには国籍がないんだ。パスポートもない。でも200以上の国に行ったことがある。入国審査?机の下を通るのさ!ガハハ!(自ら爆笑)」
「戦争は答えじゃない。話し合うことが重要だ」
、という感じの話で、内容的には面白い話。
ただ、同んなじ話がリピート×3回ぐらい。笑
そして話がひと段落すると毎回、「ウェルカム!」または「イートモア!(もっと食え)」笑
この結局ウェルカムとイートモアはこのときだけで20回ぐらい聞きました。。
この宿の宿泊者はほとんど日本人で夕食もみんなで囲んでワイワイ。
後半はイブじいさんの持ちネタ披露会。イブじいは爆笑してるけど、笑いどころがイマイチわからない。笑
イブじいの孫達も家事のお手伝いをよくするいい子達。
聖地巡りの観光編はまた次回!
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